Vol.105 山形県−山形市
趣味の部屋Vol.1【燻製】

※画像データですので、もう少しお待ち下さい。


最近のお気に入りが「自分で燻製を作る」こと。

思っていたほど面倒でもないし、必要なものは手近な物を応用すれば新規に購入する必要も無し。

今回はこの「燻製」作成に必要な「燻煙」(煙でいぶす事)方法についてご紹介します。

(右のレシピをご覧下さい)

のような感じですが、全部紹介してるとすごい事になりそうなので、今回は燻煙だけ。

 燻製作りの基本の流れは...

 1) 材料の下ごしらえ(肉を切ったり、魚を捌いたり)

 2) 漬け込み(10〜15%の塩水に漬ける、殺菌と味付け)

 3) 塩抜き(流水で塩出し、味の調整と殺菌)

 4) 風乾(陰干しにして乾燥、水分を抜いて保存性を高める)

 5) 燻煙(煙で燻す、香り付け、殺菌)

 6) 熟成(香りの安定、燻臭さを抜き風味を高める)




A:乾燥中の写真

B:即席スモーカー

まず風乾(写真A)させているうちにスモーカーの確保。

アウトドアショップとかにも専門的なカッコイイ奴が売ってますが、今回のような「冷燻」(30度以下の温度で燻煙)の場合はダンボール箱で充分。

早速近くの電気屋さんからテレビの箱を貰ってきました(写真B)

あとはこれに煙突と燻製する物を吊るす棒をセットして完成(写真C)

あとは材料を吊るして(写真D)、植木鉢や使わなくなったナベ等の引火しない(耐火性のある)入れ物を準備し、その中で「スモークウッド」に火を付ける。

このスモークウッド(写真E)というのは燻製用の樹木の木屑を固めた特大「線香」のようなもので、一度着火すると3〜4時間程度煙を出しつづけるという物(1本500円程度)。

これで3時間程度燻煙し、2週間位軒下にでも風乾熟成しておけば完成。

今回、食材を省いて購入したのはこのスモークウッド1本だけ。

これで1.5Kg分のビーフジャーキーを作成しました。安上がりだし激ウマ!

そのうち、近くの川で魚を釣って、雑木林から枯れ枝を拾ってきて完全無料燻製作成を計画中、春が楽しみだ。(ちなみに燻製に使える木はサクラ、りんご、ぶな、ナラ、クルミの木などです。針葉樹はダメ)

みなさんも挑戦してみて!(但し、火の気を使うので、充分に注意して!!)

C:内部1

105-5.jpg

D:内部2

E:スモークウッド


Writer;Susumu Sato



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