ちょっと時期がズレての掲載になりました...。

先日、といっても４月中旬頃となります。
あまりにも天気が良く、思わず家の周りをてくてくと散歩してみると、さくらんぼの花が超満開状態でした。

私の家も農家であり、小さい頃から目にしていたこの蜂の巣、葦(よし)という植物の茎をカットして束ねているだけのものなのですが、長年その場に蜂を住まわせるために、先人の知恵とも言いますでしょうか、なかなかうまいこと考えたなと感心してしまいます。

満開の花を良く見てみると、足に花粉を丸くなるほどつけたはたらき蜂が、花から花へと飛んでいる姿を見受けることができました。さくらんぼの受粉を人間が手作業でするとなれば、大変な労力が必要です。

このはたらき蜂たちは、蜜を集めようと飛び回っているのかもしれませんが、同時に受粉までしてくれ、さくらんぼ農家にとっては無くてはならない存在なのです。

「蜂くん、よろしく頼むよ」そんな風に思いながら、シャッターを切ったのでした。