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Vol.1 平成14年度初心者のための道路設計勉強会 (2002-07-08)


日時:平成14年6月10日(月)〜11日(火)
会場:メルパルク仙台(宮城県仙台市宮城野区榴岡五丁目6-51)
主催:社団法人 日本測量協会東北支部
参加費用:9,000円


〈受講内容〉
■新世紀東北の道づくり(講師 東北地方整備局 道路資料館 佐藤館長) 
1、 道路資料館についての説明
仙台市青葉区折立一丁目1-1に位置し、日本ではここだけである。
2、 道路整備の歴史
特定財源で道路が作られている。高度経済成長以降の急激なモータリゼーションの進展には十分対応できていない。今後、道路整備を進めるにあったては、交通基盤、地域・都市基盤形成の視点だけではなく、バリヤフリー化・二酸化炭素排抑制・大気汚染対策・沿道環境整備・景観という視点も重要視されてきている。道路整備に求められる役割として、「国土保全」も重要である。
3、 道路事業の執行
フローチャートを用いて、全体の流れの説明を行った。
4、 東北整備局 平成14年度施策実施のポイント
○ 都市の再生 都市の魅力と国際競争力
○ 循環型経済社会の構築などの環境問題への対応
○ 少子・高齢化の対応
○ 地方の個性ある活性化、まちづくり
○ 世界最先端のIT国家の実現
○ クローバル化の進展に伴う人流・物流の実現
○ 安全・安心の確保
5、 道路に関する主な行事
8月1日〜8月31日 「道路ふれあい月間」
8月10日 「道路の日」
8月25日〜8月31日 「防災週間」
6、 ビデオ放映
「一般国道4号蔵王大橋災害復旧180日」国土交通省における、災害復旧の対応(交通規制の決定・周囲地権者との対応・施工方法等)についてビデオ鑑賞を行った。

■設計の心構え(講師 某コンサルタント 阿部氏)
設計をするにあたって
道路構造令に従って、設計を行うこと。最近の傾向は、世の中の動きを見据えて、設計することが必要になっている。
1、設計条件
設計条件は、道路の区分・設計速度などがあり、設計する前に確認し、記録に残しておくことが大切である。
2、道路設計計画の手順
概略設計→予備設計→実施設計となり、各設計により、手法が違う。
3、線形計画について
線形計画には、平面線形・縦断線形・横断線形があり、すべて関連させ立体線形(立体的に計画を考える)を行うこと。
4、報告書作成
・ 報告書は、どのように設計をおこなったかを、3〜5年後見ても解るようにすることが重要である。
・設計するために使用した資料・重要箇所・打ち合わせ記録等など、作業に関するものはすべてまとめること、また、誰がみても解り易いようにする。
・文章作成に注意する。
5、線形においての線種及び基本公式

6、 設計の方法

・ 平面線形 ・ 縦断設計 ・ 横断設計 ・ 排水設計

■感想
今回の勉強会は、初心者を対象としたもので、受講前にどの程度設計を理解しているのかアンケートを取り、過半数の意見で勉強会が行われた。結果、設計の手法ではなく、設計を行う前の心構えと設計とは何かの勉強会になった。
初めに参考資料が配布されたが、まったく使用せず、すべて口頭での勉強会になり、事例などの紹介もあり、上手く整理ができなかった。
しかし、設計を行う上で、「道路構造令」は大切であるが、これを満たしているだけではダメなこと、自分の考えを伝える大切さ、また、社会の動きに敏感になり社会が求めている設計を行わなければいけないことを知ることができた。
また、設計を行う上でのポイント等も知ることができたため、測量業務において、この知識を活かして現場作業・より良い図面成果に努めていきたいと思った。

参加者:技術部測量課 後藤浩二 goto@asahi-survey.co.jp



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