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伝説によれば、天の川の東で機織りにはげむ女性がおり、天帝がこの女性を西側にいる牽牛と夫婦にしましたが、新生活の楽しさに機を織らなくなったので、怒った天帝は彼女を天の川の東に追い返し、年に1度だけの逢瀬を許しました。そして7月7日のこの夜、カササギが天の川にかける橋を渡って、織女は牽牛と再会します。中国のこの伝説にはいろいろ異型がありますが、古くは「詩経」の大東詩に歌われ、後漢の時代には一般化して、やがて女性たちが星に針仕事の上達を願う乞巧奠(きっこうてん)の行事となったそうです。 この伝説は朝鮮や日本に伝わり、日本では七夕の信仰と行事になりました。「万葉集」には七夕を読んだ歌が130首以上もあり、牽牛を彦(男)星、織女を「たなばたつめ」(棚機を織る女)とか「たなばた」と歌っています。日本では川を渡るのが男になり、彼らの出会いを我が事のように歌う歌が多いのは、当時は夫が妻の家に通う妻問婚が一般的だった事によるのでしょう。
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