▼Owner通信




平成11年度技術士試験【建設部門・道路】について

平成11年8月25日に行われてた技術士試験に、無謀にも初挑戦した私の抵抗の記録を自己のために残すことにしました。
もしや、参考になればと思い、掲載することにしましたので、ご興味のある方はひやかしでも結構ですので、読んで笑ってやってください。
1999年8月26日作成



●午後の部【13時〜17時までの4時間】
★時間配分として、13時〜13時20分くらいまで全問題に目を通して、解答すべき問題を選び出し、ある程度の内容構成の下書きを作成した。


★13時20分から以下の問題に着手する
●専門選択
1-2-1
道路の事業評価の手法とその問題点、改善点について述べよ(2400字)

[解答]
ほぼ予想通りの内容だったが、問題点までは考えておらず、これについてはその場で適当に書いた
一番時間をかけて書いた割には、今思い出すと内容がばらばら

論文構成としては以下のとおり
1.はじめに
用意した文章がばらばら・・・暗記の徹底が必要
道路行政の改革
1〜4
国民の理解を得る道路事業のあり方を考え、その中ですべてのプロセスを明確化にする一環として事業評価について論述する

2.国民の理解を得る道路事業のあり方
これまでの建設省の対応・・・でも、いまだに国民の間で強い不信感があるのも事実である。
その原因2点を書く
その上で国民の理解を得る道路事業のあり方として説明責任の向上(アカウンタビリティティ)が必要である

3.事業評価システムの構成?
この説明責任の向上の上で、すべてのプロセスの明確化の一環として事業評価システムがある。
構成は
@国民の要求と満足を目標設定
A目標達成のための・・・・事業評価と施策の評価

4.具体的な事業評価の手法と問題点
(1)新規事業採択時
事業の新規採択において、便益比を含めた評価指標を用いて評価し、当該年度の予算枠・地域の条件等を不磨組めて新規個所を決定する
問題点
地域の要望を満足させられるのか?
(2)事業採択後の再評価
@5年間経過しても未着工
A10年間経過しても未完了?
再評価して事業の見直しや中止を決定する
問題点
評価の指標を適切に行えるのか
(3)事業完了後の事故評価
現在建設省で基本検討をおこなっており、平成十一年度に一部試行される

5.その他の評価の手法と問題点
(1)施策の評価
個別事業の評価同様、交通安全施策等の施策の目標に対する評価を行い判断する
(2)社会実験
社会的に大きな影響を与える可能性の高い施策の導入に関して、地域住民の参加のもと、期間と場所を限定して試行・評価するもの
問題点
・・・・・・?
評価の指標を適切に行えるのか、評価の評価が必要になるのではないか

6.おわりに
・・・・・・?
官民一体となった推進が必要
国民はなにを求めているかを考えることが大切
★一応規定枚数はクリアー

★14時30分から2問目に着手
1-2-2
都市部における交通円滑化対策について、ハード・ソフト面について述べよ(2400字)

[解答]
予想は外れたが、現在の道路行政の問題点として、物流の効率化・渋滞問題・交通事故問題・環境とりわけ温暖化問題等に対する道路整備における対策を事前に準備していたので、「都市部の交通円滑化問題」を現在抱えている問題点から捉え、その対応策を混合して列挙することで対応した。

論文構成としては以下のとおり
1.はじめに
これはなぜかすらすら出てきて問題なく、事前に準備した内容を書いた。

2.都市部における交通円滑化問題の背景と課題
30年代のモータリゼーションの進展により交通量は年々増加している
また、自動車の保有台数は7千万台を越え、2人に1人が保有している
一方、国民のニーズの多様化により物流サービスの高度化による都市内の渋滞や沿道環境問題が発生している。
国際的に見ても渋滞時の二酸化炭素排出量が年々増加しており、とくに、自動車交通を主体とする輸送部門での総排出量は全体の約21%であり、地球規模の環境問題に発展している
そこで道路行政の道路関連策の実効性ある推進が求められている

3.道路整備のおける対応策
(1)ハード面の整備
@円滑な交通流の確保
・・・・
A駐車場整備
・・・
B物流の効率化
・・・・
C公共交通機関の利用促進
・・・・
D自転車利用の促進
・・・・
(2)ソフト面の整備
@交通需要マネージメントの推進
・・・・
A住民参加の啓発普及
・・・・

4.おわりに
官民一体の実施の必要性
個人の意識改革をはかり、地球住む一員として出来ることからの対応が必要
★ここも粘ってかろうじて規定枚数クリアー


●建設一般
2-1
少子・高齢化の進む中での社会資本整備のあり方(3200字)

[解答]
★記憶では15時40分くらいから取り掛かったが、あせりから最初の内容が切り出せなくて、やる気がなくなり、空白の10分くらいがあった。
ここで、考えた。
出来るだけやると自分で決めて望んだ試験だから、自分で納得できるまでやると言った自分に恥ずかしくないようにだけは努力しょうと思いなおし、作戦を立て直して15時50分あたりから書き始める

ほぼ予想問題とおりであったはずが、悲惨な状況のスタートがゆえに準備論文がばらばらになり、全体的なつながりがわるい。

論文構成としては以下のとおり
1.はじめに
ほぼ用意した内容を書いたつもりだがかなりばらばらになった
とくに最初の一文字が思い出せなくて、、、、、本当に困った。

建設部門の必要性と社会情勢下での問題
それを踏まえ社会情勢の変化に対応した建設部門の直面している問題1〜3まで列挙する
ゆえに、少子・高齢化に対応する必要性から今後の社会資本整備のあり方を論述する、、、そんなストーリー展開のはずが、、、、。

2.少子・高齢化の問題と建設部門の課題
(1)少子・高齢化の背景と問題
人口の減少と年齢別人口の説明は書いた(最新版11年建設白書より転記したので、ポイントは高いはず)
その上での問題点を列挙
1〜6まで
(2)これらの問題を踏まえた建設部門の課題
課題も列挙のみ
1〜5まで
★この時点で原稿用紙1枚半の状態、、、、(-_-;)

3.少子・高齢化を踏まえた社会資本整備のあり方

以上の内容を踏まえ、社会資本整備のあり方について述べた
★ここまでで16時30分となり、ここからは箇条書き作戦に切り替え、4枚目の2行まで書くことを目標に粘った。

(1)高齢者等が安全に暮らせる社会環境づくり
前書き
・うるおいや安全のある都市環境の整備
・公共交通機関の整備
・公共空間や住宅におけるバリアフリー
・高齢者の就業機会の創出と出会いの場の整備
・良質・低廉な住宅の供給
(2)財源抑制下の計画的・効率的な運用
前書き
・○○型からマスタープラン先導型・・・・
・既存事業の事業評価システムによる事業の見直しとそれを含む整備プログラムによる新規事業の創出?
・社会資本ストックの活用
(3)公共財源によらない民間活力の活用?
前書き
・収益性が確保できる民営公共事業制度(日本版PFI等)の創出
・公共事業への民間参入をうながす環境整備

4.おわりに
この段階で終了5分前コールがかかって、いよいよあせった。
腕も上がらない、指の感覚はなくなっていた。
ここも、決めの文章をちゃんと用意していたが、思うように書けなかった

建設部門は住宅・社会資本整備において安全な社会資本を整備することが使命である。
近年の社会経済情勢の変化する中、その使命を果たすうえで、幅広い対応が必要であり、技術者である我々も専門外の知識分野の研磨が必要であると思う。?

★なんとか、この論文は4枚目の2行くらいまで書いた。

★論文をなんとか書き終えたのが16時59分、、終了1分前
後は、放心状態で終了を向かえた。

★ただし、量的な問題で相当の減点であろうし、第一、文字は汚い、文章はばらばらで採点者がかなり苦労すること間違いなし。

でも、すべては終わったのだ。。。。。\(^o^)/
来年に向けて、本日より再出発で〜す。



追加・道路部門全問題掲載 平成11年8月27日

T-1 (経験問題)

 あなたの受験申込書に記入した「専門とする事項」について、あなたが技術的責任者として実際に行った仕事の内、技術士にふさわしいと思われるものを3例略記せよ。(3例で1枚程度)
さらにその中の1例について(1)業務内容(2)あなたの技術的責任者としての役割(3)技術的問題点とあなたが採った措置(4)現在の技術水準からみた評価と反省について詳述せよ。

U (建設一般)

U-1 少子・高齢化が進行する中での社会資本整備のありかたについてあなたの意見を述べよ。

U-2 国民の理解を得ながら社会資本整備を進める上での現状での問題点について述べるとともに、説明責任(アカウンタビリティ)向上のための方策についてあなたの意見を述べよ。

T-2 (専門)(2問選択、それぞれ3枚以内)

(共通)T-2-1道路に関する事業評価の方法について述べるとともに、問題点・改善すべき点についてあなたの意見を述べよ。

(選択)T-2-2都市部における交通円滑化対策について、ハード・ソフトの両面からあなたの意見を述べよ。

(選択)T-2-3道路の横断構成を決定する方法を述べるとともにその決定に当たって、ゆとりある道路・環境への配慮の観点から考慮すべき事項についてあなたの意見を述べよ。

(選択)T-2-4盛土工事における軽量盛土工法、補強土工法など特殊工法について述べるとともに、適用上の留意点についてあなたの意見を述べよ。

(選択)T-2-5コンクリート舗装とアスファルト舗装の得失について比較するとともに今後の舗装の合理的な役割分担についてあなたの意見を述べよ。

(選択)T-2-6道路を保全し、管理するに当たってその現状と課題について記述し、技術開発の視点を含めた改善策についてあなたの意見を述べよ。




copyright1998:株式会社朝日測量設計事務所
  ASAHI SURVEY & PLANNING OFFICE CO.,LTD.