琉球ガラスは色が美しく鮮やかで、装飾性に富み、素朴なあたたかさがあるのが特徴です。

「工房の風景1」 広い工房では、20人位の職人さん達が作業していました。 作業は4〜5人グループ単位で行われ、流れ作業によりスムーズに行われます。

「工房の風景2」 「ルツボ」と呼ばれるガラス炉です。温度は1400℃あり、中ではガラスが水飴状になっています。 それぞれの窓は、使用するガラスの色によって区別され、職人さん達は何度も何度もこの間を行ったり来たりします。

「工房の風景3」 黙々と作業する職人さん達。 あくせくした様子はありませんが、ピリッとした緊張感が伝わります。 多数設置された巨大な扇風機の音が、やたらと印象的でした。

「工程1」 ルツボより、水飴状に溶けたガラス種を吹き竿の先に巻き取る。

「工程2」 金輪で形を整え下玉を作る。

「工程3」３-1 息を吹き込み、必要な大きさになるまで1.2.の工程を繰り返し、宙吹き（3-1）、型吹き（3-2）いずれかの方法でガラスを成型する。

「工程5」 切り離したガラスを再加熱して柔らかくし、製品の口の部分を洋バシで広げて仕上げる。

「工程6」 完成したものを、ポンテ竿から切り離し、除冷窯（約600℃）の中に入れて一晩かけて冷ます。