さて、ツタにおおわれた洋館を後にし、路地を進むと何やらレンガで積まれた古い塀を見つけました。中の建物は普通なのですが、塀だけが古く今にも崩れそうですが、歴史を感じさせる味わいがありました。 |
狭い通りを抜けると、金杉通りという通りに出ます。
交差点を右折すると老舗が並んでおり、提灯、ローソク、かまぼこなどのお店があり、昔ながらの建物も風情があります。 |
さらに進むと言問通りにでます。こちらには空襲に焼け残った木造住宅が何軒か残っています。
そして、この周辺に喫茶店キャラバンがあります。 |
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■おまけ■
キャラバン
自家焙煎珈琲が自慢の喫茶店で、相当なこだわり派。ご主人の諸岡実さんは珈琲界では有名な方で度々雑誌や本にもお顔を出しています。また、珈琲談義も面白く、一緒にお店にたつ奥様を「お嬢さん」と呼びかけ、その仲の良さも素敵でした。昭和45年から夫婦で喫茶店を始めたとのことです。
ブレンドをはじめとした珈琲はもちろんのこと、『琥珀の女王』と名付けたフランス風のアイスコーヒーもなかなかです。
台東区下谷2-5-24 Tel.03-3875-1624 |
キャラバンを後にし、小野照崎神社を通り、裏道を三ノ輪駅に向かって進みます。
所々に下町の情緒が残っており、古い木造長屋などもあります。 |
裏通りから、金杉通りにでて三ノ輪駅の少し手前に、金太郎飴本店があります。明治の初めから続く老舗で、金太郎飴は2代目が考案したそうです。七五三のときは、金太郎飴ほしさに待ち遠しかったことを覚えています。なつかしく、金太郎飴を買ってきました。でも、本店で買えるなんて自分の中では感激です!? |
今回の道草も広範囲でしたが、中身の濃い場所でした。歩いてみると道草の楽しみがたくさん見つけることができるんですね。 |