Vol.16 沖縄県−中頭群中城村 「世界遺産(中城城編)」 ※画像データです。少々お待ち下さい。
中城城で最も広い「一の郭」。
ここに正殿があったとされ、護佐丸が宴を催した観月台跡があります。 後に間切番所が建てられ、廃藩置県後は、中城村役場に使用されて、沖縄戦で焼失したとの事です。
中城城は、昔、貿易が行われた屋宜(やぎ)の港から2kmほど離れた標高150〜160mの地にあります。
中城村の西北から北中城村の南側にのびてゆく丘陵の東崖縁を、天然の要害としています。
写真右手に見えている断崖が、三の郭の石垣。その前方には、中城湾が広がっています。
三の郭は新城(みいぐすく)とも呼ばれ、石積み技法の最も進んだ「あいかた積み(亀甲乱れ積み)」によって築かれているそうです。