今回は「識名園(しきなえん)」のご紹介。
識名園は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されるなど、いわば「別荘」と「迎賓館」としての施設でした。
かつて、春は池の東の梅林に花が咲いてその香りが漂い、夏には中島や泉のほとりの藤、秋には池のほとりの桔梗が美しい花を咲かせ、「常夏」の琉球にあっても四季の移ろいが楽しめるよう、巧みな気配りがなされていたとの事です。
(編集者より:今回は特別にモノクロ写真でお届けします。歴史的な佇まいを醸し出すための巧みな演出、、、、と考えて頂ければ幸いですが、悪天候の下での画像を、なんとか提供できる形に持って行こうと試みた次第です。(^_^;) 今回は歴史的な雰囲気をお楽しみ下さい!)
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