Vol.7 沖縄県−那覇市・浦添市・宜野湾市・読谷村全域
ちょっと気になる物・
        モノ・mono

※画像データです。少々お待ち下さい。

oki-tizu7.jpg

okinawa.gif
ぶらり・オキナワ・what's this?



沖縄の街をぶらりと歩いていると、ちょっと見慣れないモノに出会う事でしょう。
南国特有の植物や、信仰の深さを物語る構造物、共存する基地の風景、、、、。
それらの気さくなキャラクターが、街の至るところにさりげなく散りばめられています。
そこで今回は、オキナワの色を醸し出しているモノ達を集めてみました。


1.jpg


「シーサー」

魔除けの獅子像であり、悪霊払いなどの意味が込められています。
ごく普通に屋根の上置かれていますが、実はこのスタイルの登場は明治以降の事で、瓦葺き屋根の普及が背景にあるそうです。
今では沖縄の観光シンボルになり、すっかりお馴染みとなりました。

2.jpg


「ハイビスカス」

沖縄のイメージキャラクター。

方言でアカバナーと呼ばれるこの花は、沖縄では古くから栽培があり現在も古い品種が残っています。

ハイビスカスはアオイ科の常緑低木で、最近では園芸交配種で多くの品種が作られるようになりました。写真はピンク色のハイビスカスです。

3.jpg


「石敢當
  (いしがんとう)」

悪霊が出ると言われるT字路の突き当たりや、三叉路の突き当たりなどに置かれる魔除け。

もともとは中国から伝わったとされていますが、県内の路地裏を歩いていると実に頻繁に見かけます。


4-1.jpg


「亀甲墓」

死後再び母体に戻るという思想を形にして、子宮をかたどった沖縄独特の亀の甲羅状のお墓です。(並びの右)

4-2.jpg


写真のように、民家と隣接しているケースも珍しくなく、その大きさも民家にひけをとりません。
お墓の前の庭のようなスペースは、旧暦3月の清明祭(しーみー)の時に一族が集まり、宴会を繰り広げるための場所です。

5-1.jpg


「ヤシの木」

沖縄の動脈にあたる国道58号線の風景。その幹線と見事にマッチしているのがこのヤシの木。この木をみると、つくづく南国なんだなあと実感します。

5-2.jpg


高木でありながら強風に強く、台風の直撃を受けてもまず倒れる事はありません。

6.jpg


「移動パーラー」

実はこれ、路線バスを改造して作ったものなのです。
その名の通りあっちこっちに移動するのですが、中にはちゃんとした厨房があるのです。
最近ではめっきりその数も少なくなりましたが、昔は観光名所やビーチ周辺では必ずといって良いほどお目にかかれました。今となっては貴重な存在です。


7.jpg


「ハブクラゲに注意!」

ビーチに行くと必ず立っているのがこの看板。
ハブクラゲは毒性が強く、活動は夏場がピーク。その侵入を防ぐ目的で、防護ネットが必ず設けられています。

なお万が一刺された場合、応急処置としては...
1. 傷口をかかない
2. 酢をかけて毒の広がりを抑え
3. 氷で冷やす  ...との事。

8.jpg


「ゲート」

基地への入り口です。基地と共存する沖縄県では、このようなゲートを数多く確認する事が出来ます。
もちろんIDなしでは入る事は出来ません。

近年では、地元住民への理解と交流を深めようとする動きが強く、年に数回は「フェスタ」が催され、自由に出入りする事が出来ます。


9-1.jpg


「拝所」

住宅街にポツンとある由緒ある拝所。

その規模は、石碑であったり、小さなほこらであったり実に様々な形で存在します。

沖縄県の信仰の深さは、過去も現在も変わらないようです。

9-2.jpg





←戻る / HOME / 次へ→